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    メルマガの有用性は?可能性をまだまだ追求!

    Eメールは、1960年代に利用され始めて、今の電子メールの原型となるものは1972年にできたそうです。そして、1993年に漢字コード(ISO-2022-JP)が規定され、ファイルの添付方法や日本語の扱いが標準化されました。

    約60年前に開発された電子メールですが、2010年代後半以降のソーシャルメディアの興隆によって、Eメールは役割を終えるのではないかという見方もありましたが、まだまだ利用者数は増えていて、マーケティングにおいても引き続き欠かせない役割を担っています。

    昨今では、SNSやチャット・ホームページの存在など顧客へアプローチを行うチャネルは多様化しているものの、それらとは一線を画す強力なビジネスコミュニケーションツールであり、常に進化を遂げ、昨今ではむしろ重要なマーケティング手法に位置付けられています。

    今回は、メルマガ配信のメリットや、近年の注意点・おすすめツールをご紹介していきます。

    目次

    メルマガとは

    メルマガは「メールマガジン」の略で、メールを使って定期的に情報を配信するマーケティング手法です。メルマガは、顧客とコミュニケーションを図り、ブランドやサービスに関連する最新情報を提供することができます。

    尚、メールを使ったコミュニケーションは、一斉配信のメルマガ以外にも存在します。

    主に読者にとって役立つコンテンツ、またクーポンなどのお得な情報が盛り込まれ、メールマーケティングの手法の一つとして活用されています。

    ターゲットを絞って特別なメールを送る「ターゲティング(セグメント)メール」や、シナリオどおりに複数回メールを送る「ステップメール」、メルマガやWebサイトでの行動に合わせて自動送信される「リターゲティングメール」などがあります。

    メルマガのメリット

    コロナ禍が始まって久しいなか、対面での営業機会が減少したことによりBtoB ではメールでの営業活動が増加し、メルマガ自体が売上機会創出の一つとして、優位性を持ってきており見込み客の獲得がより一層期待できます。

    一方、BtoCではターゲットユーザー(メルマガ登録ユーザー)は顧客自身の意志であるため、購入決定にかかる時間もBtoBよりも比較的短く、メルマガ配信の効果がすぐに現れるため、影響力は高いと言えます。


    BtoBとは:
    ビジネス・トゥ・ビジネスの略で、企業間の取引を指します。これは一般的に大手企業同士や中小企業同士の取引を指しますが、製造業者から卸売業者、サービス業者から顧客など様々な形態があります

    BtoCとは:
    ビジネス・トゥ・コンシューマーの略で、企業から消費者への取引を指します。これは一般的に小売りやeコマースなどのモデルを指しますが、顧客が製品やサービスを直接購入することを意味します。

    ユーザーのメリットを意識したうえでメルマガを上手に活用しましょう。

    表現を工夫しやすい

    テキスト形式でない限り、メールはHTMLを書き換えるだけで様々な表現、カスタマイズが可能です。SNSでは情報量や表現に制限があり、メールほど簡単にカスタマイズできません。
    メルマガ配信に特化したWebサービスやアプリもあり、HTMLやCSSの知識がなくてもデザインを自由に変えることができます。

    低コスト

    メルマガ配信リストを作成する前段階として、イベントや販促などがあるかもしれません。すでに配信リストを作成しているのでれば、これにかかるコストはゼロです。
    コストがかかる部分があるとすれば、コンテンツ作成に関わる運用コストでしょう。人件費の他、文章作成・画像作成などがあります。
    メールを一斉送信する機能を持ったシステムを導入するとしても、かかる費用はさほど高くはなく、他のマーケティングチャネルに比べて低コストであり、パフォーマンスも追跡することができるので、有用であると言えます。

    メルマガの基本構成

    満足度の高いメルマガを作成するには、ターゲットや目的を定めて、わかりやすいタイトルと本文を設定することが重要です。
    とはいえ、構成がオリジナルでは訴求力も低くなりがちで、文章もビジネスライクに寄りすぎてしまっては固い印象を受けます。説得力のある文章を書いて「メルマガ上手」を目指しましょう。

    配信方法

    HTML形式で作成するメルマガでは、デザインや装飾に凝ることも可能なので目を引く表示を作ることができます。ですが、ユーザーによっては、メールソフトの設定によりテキスト形式で表示している方もいます。

    このようなケースにも対応できるよう、HTMLメールとテキストメールを同時に配信できる「マルチパート形式」でメルマガを配信しましょう。マルチパートの場合HTMLメールとあわせてテキストメールも毎回準備する必要があります。

    件名

    多くのメルマガ読者は、挨拶文の良し悪しで最後までスクロールするか決めます。そのため、読者にとって有益な情報を取り入れたり、キャッチーな表現を意識したりするのが有効です。
    時事ネタを盛り込み王道で行くか、訴求内容によっては時候の挨拶を始めるのもスマートかもしれません。パーソナル性を出すために自身の近況から書き出すのも一つの手です。ただし、こちらはあまりフランクになりすぎると個人ブログのような印象を取られかねないので気をつけてください。

    直球で行くなら、挨拶文なしというのもありでしょう。若いユーザー層を中心に「タイパ」(タイムパフォーマンス)を意識するビジネスユーザーも増えてきているので、挨拶文なしにして画像で訴求というのも悪くない選択肢かもしれません。

    本文

    メルマガの本文の多くは、以下の6つの要素で構成されています。

    ヘッダー:
    メルマガを開いた際時に一番上に来る部分です。企業やサービスのロゴのほか、メルマガの名前や配信日、第〇〇回、vol.〇〇などの情報を、記号や装飾文字で囲みましょう。テンプレートを用意して毎回同じスタイルで書くことで、同じ配信元から届いているのがわかり、お客様の印象にも残ります。

    リード:
    冒頭の挨拶文として、時事ネタや時候に絡めてちょっとした挨拶を入れつつ、今回のメルマガはどのような内容なのか少し触れるといいでしょう。あくまでも導入なので長くなりすぎないように気をつけましょう。

    目次:
    メルマガの本文がある程度長い場合は、メルマガの内容を箇条書きで簡潔に書きます。目次があることで、忙しい人でも気になった部分だけを短時間で読むことができます。HTMLメールの場合は、アンカーリンクを付けてその見出しに飛ばすこともできます。

    記事:
    メルマガのメインとなる部分です。
    サービスの特徴やセールの詳細など、お客様に伝えたい内容を簡潔に分かりやすく書きましょう。特集をいくつか盛り込む場合には、上にあるコンテンツほど多く読まれる傾向があるため、重要なコンテンツを先に記載します。

    また、テキスト方式のメルマガの場合には、長文が続くと画面が文章で埋まってしまい読みづらくなってしまうため、改行やリスト表示を使って読みやすさを重視して書具ことが大事です。

    あとがき:
    記事についてのまとめや、読者へのお礼、締めの挨拶を書きます。メルマガの役割である、「お客様との信頼関係」を築くきっかけとしてあとがきもしっかりと書いていきましょう。

    フッター:
    発行元の情報を載せます。ホームページのURL、問い合わせ先、メルマガの解除方法は最低限入れる必要があります。ヘッダーと同じくテンプレートを使用し、毎回同じ内容で書くようにします。

    メルマガ配信での注意点

    メルマガはユーザーがメールを受け取りたいと思わない場合もあったり、時にはスパムメールとして扱われる可能性もあります。そのため、配信するメールの内容だけでなく配信頻度などを適切に設計しましょう。ターゲットユーザーがメールを開きやすそうな日時設定が大事です。
    なお、HTML形式と違いデザインの自由さが少ないテキスト形式のメールは、迷惑メールに分類されにくいため、送信エラーを抑えやすいというメリットもあります。

    メルマガ配信において何よりも重要なのは、法令を遵守したメルマガを作成することです。平成14年に総務省において「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」が施行されました。
    メルマガを利活用する際には、この「特定電子メール法」を知っておく必要があります。

    この法律で定められている事項を下記に抜粋します。
    ・送信者の情報を記載すること
    ・配信解除の方法を明記すること
    ・同意していない人や受信拒否した人に送信しないこと

    法令に準拠し、トラブルを起こさないためにも、送信前に必ず確認するようにしましょう。

    特定電子メール法
    https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/taisaku/1-2.html

    開封率は、その名の通りメルマガが開封されている割合を示すもので、その数値が高ければそれだけ読まれているということを意味しています。

    一般的に開封率のベンチマークは20%と言われていますが、どれだけ多くのメルマガを配信しても、実際に内容を読んでもらえなければ意味はありません。メールが届いたときに分かる情報は「件名」「差出人」「配信日時」だけなので、これらを工夫して開封率アップに繋げましょう。

    配信日時を工夫してみる

    配信ターゲットがBtoBであれば、夜間や休日にメルマガを配信しても開封率は上がりません。勤務時間中にパソコンからメールチェックすることを前提として、平日の朝、もしくは昼休みの時間を狙ったほうが開封率は上がるでしょう。
    つまり、ターゲットのライフスタイルにあわせて、開封してもらえそうな日時を設定して配信することが狙い目です。

    一方でBtoCでは、開封してもらいやすいタイミングは全く異なってきます。ターゲットユーザーの属性も関係してきますが、PCよりもモバイル端末でメールチェックする方が増えています。なので、通勤中の時間帯にあたる平日の朝夕や、休日の夜が開封率アップに効果的な時間帯です。

    メルマガ読者限定の特典

    BtoBの場合、自社サービスのトライアル利用や、資料配布などといった読者限定のインセンティブを設けた内容が効果的です。とはいえ、あまりクローズドなコンテンツにしてしまうとSEOの面で影響が心配なので、期間限定とすることが大事です。

    件名にも「読者限定」「先行期間は〇月〇日まで」という魅力的な文言を入れることで、その後の営業にもつながりやすくなり、結果としてサイトへのCVも上がるといった波及効果が望めるかもしれません。

    メルマガ作成におすすめのツール「まとめてメール」

    メルマガの配信ターゲットが少なければ、頑張って手作業でも配信が可能かもしれません。しかし、手間がかかること・人の手による作業ミスなどセキュリティ上の懸念もゼロとは言えないことから、メルマガ配信にはツールを利用することをお勧めします。

    Speeverの「まとめてメール」の特徴

    まとめてメール独自のメール配信エンジンによる、圧倒的な高速メール配信を実現しています。大量メール配信による迷惑メール判定のリスクを可能な限り低減させた仕組みで、高いメール到着率を実現しています。

    「ターゲット配信」と呼ばれるメールグループ機能があり、条件を設定すると自動抽出するため自身によるグループ登録作業は必要ありません。
    さらに、開封率を確認できる効果測定機能も搭載しているので、メルマガをマーケティングツールとして利活用していく際、PDCAに大いに役立ちます。

    現在七日間のトライアルも実施しており、トライアル期間中はこのツールの全機能を使える100メールアドレスまで登録が可能です。もちろんトライアル中も充実サポートで、安心してご利用頂けます。

    https://cloud.speever.jp/matometemail/

    まとめてメールの導入支援
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