MENU

    失敗を防ぐ!ホームページをリニューアルする目的と考え方(売上UP編)

    コロナ禍で広がった外出自粛により、実店舗の売上は下がり、ネットショップの売上が大幅に伸びるケースが増えました。これにより自社ホームページを利用した販路の強化を狙う経営者が増えており、申込・購入数が上がるようホームページのリニューアルを行うケースが多く見受けられます。せっかく手間をかけてホームページをリニューアルするのであれば、当然失敗はしたくないものです。そこで今回は、企業がどのような目的と考え方を持って、ホームページのリニューアルに取り組めばいいのかご案内いたします。

    目次

    「デザイン変更のみ」が目的のリニューアルは禁止

    失敗を防ぐ!ホームページをリニューアルする目的と考え方(売上UP編)

    まず、ホームページリニューアルを検討するきっかけとしてよくあるのは以下の3つです。

    • ホームページの作成・公開から数年経過し、内容やデザインが古くなってきた
    • ホームページの公開後、デザインを気にせずページ追加を繰り返したため統一感がない
    • 簡素なホームページなので、もっと見た目や内容を充実させたい
    • ホームページをスマホ対応させる

    上記のとおり、「見た目を変えたいからリニューアルをする」ケースが多く、ホームページのリニューアルという「手段」が目的になってしまう恐れがあります。

    「見た目を変えてどうしたいのか?」「その結果、どんな効果を得たいのか?」など、リニューアルをする理由を掘り下げれば、「リニューアルの目的」が明確になっていきます。
    冒頭に振れた「コロナ禍で店舗の売上が下がっている事例」でいえば、ホームページをより有効活用し売上減少分を補填するのがリニューアルの明確な目的です。

    リニューアル目的が売上UPの場合の考え方を4つご紹介

    失敗を防ぐ!ホームページをリニューアルする目的と考え方(売上UP編)

    ホームページのリニューアルについてよくある誤解が「リニューアルすれば、勝手に問合せ・売上が増加する」というイメージです。格安の投資で利益増を狙う目論見です。格安な施策で高い費用対効果を目指すのは良いですが、残念ながらホームページをリニューアルするだけでは問合せや売上は増えません。

    お問い合わせを増やすためには以下の2つが重要です。

    • ホームページへのアクセス数を増やす
    • 訪問者が問合せなどの行動を起こしてくれるきっかけを増やす

    ホームページへのアクセス数を増やすためには、広告・PR・SEO・SNSなど様々な方法があります。リニューアル後に何の手も打たなければ、アクセス数は増えません。ホームページリニューアルの際は、「アクセス数の増やし方」も同時に考える必要があります。また、ランディングページ(LP)の改善、格安オファー(限定キャンペーン)の設置、お問い合わせフォームの最適化、「お問い合わせ」や「資料請求」等の最適化も重要となってきます。

    ここからは、より具体的にリニューアルと売上UPを結びつける考え方をご紹介します。

    リニューアルで売上を伸ばすための考え方1『集客』

    ホームページの外見だけを変えただけでは、リニューアル後の効果は期待できません。ホームページをGoogle・Yahooなどの検索エンジン上で上位に表示させ、訪問者を増やすにはSEO対策が必須です。SEOとは検索エンジン最適化を意味します。具体的には検索エンジンの検索結果において、自社のホームページが上位表示されるため、ホームページ構成などを調整する施策をさします。あくまで検索結果なので広告などの都度費用が発生する宣伝とは異なり、うまく構成を練れば格安の投資でも良い結果を生める施策です。そのためリニューアル時にSEO対策まで考えているかはとても重要です。

    検索エンジンにおける順位や評価は「これをすれば上がる」という基準はありません。タイトルタグやコンテンツ、内部リンクの最適化など、複数の要素で判断されます。SEO対策に合わせて、リニューアルを告知するのが重要です。 リニューアル後のホームページにアクセスした人の中には、見慣れない等の想定外の理由で閲覧をやめる場合があります。このような離脱を防ぐためにも、リニューアルを事前にお知らせしましょう。告知方法の例を以下に記載します。参考にしてみてください。

    • メールやLINEでお知らせ
    • 自社ホームページ内でお知らせページを作成し公開する
    • Twitter・FacebookなどのSNSで拡散させる

    リニューアルで売上を伸ばすための考え方2『ホームページ内の情報を整理』

    ホームページをリニューアルする際、魅力的なホームページへ進化させるために以下のような『施策』を考えてみましょう。

    • 訪問者に「このホームページは見やすい、分かりやすい」と思わせる施策
    • 訪問者に「このホームページは参考になる情報(有益な情報)がたくさんある」と思わせる施策

    これらの施策を行う上では「UI」や「UX」といった言葉がよくあがります。まず、それぞれの意味や違いを説明します。

    UI

    ユーザーインターフェース(User Interface)の略で、インターフェースは「接点」を意味します。UIは、ユーザーとデバイス(サービス)との接点、つまり“ユーザーの目に触れる部分”を指す言葉です。
    ホームページであれば、ロゴやボタン、画像、テキストなどが挙げられます。

    UX

    ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、エクスペリエンスは「体験」を意味します。UX(以下、ユーザー体験)は、ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験を指す言葉です。ホームページであれば、「視覚的に得た情報によってもたらされる印象や経験」が該当します。例を挙げれば「商品(サービス)が使いやすかった」「サポートの対応が丁寧だった」などです。

    優れたユーザー体験を実現するには、ホームページ訪問者に提供する情報のクオリティを高めなくてはいけません。例えば、商品の紹介ページで購入方法が分かりにくい場合、購入を決断した人に大きなストレスを与えてしまいます。では、どうすれば優れたUIになるのか?答えは「直感的に理解・操作できる設計にする」ことです。難しく考える必要はありません。例えば、どのボタンをクリックすれば申し込みできるのか?より重要な文章はどれなのか?こうした情報を直感的に理解できる設計が、優れたUIだといえます。
    訪問者にストレスを与えないのを目標に、デザインを改善したり、文章の配置を整理したりと工夫するのが大切です。

    次に優れたユーザー体験を設計するには、ホームページの目的を明確にする必要があります。なぜならば、その目的によってユーザーにどのような体験を与えるのが適切か違いが生じるためです。この記事で触れているような「売り上げUP」を目的とした場合、「商品の購入」「サービスの利用」といった特定に行動を促すのが重要になってきます。そのため、より見やすく・情報を得やすいデザインが理想的であるのは言うまでもありません。

    ユーザー体験を改善する上で明確にしなければいけないポイントは以下の2つです。

    • ホームページで紹介する商品のターゲットが誰なのか?
    • ターゲットが抱えている悩み・叶えたい願望は何なのか?

    販売促進が目的のホームページであれば、「この商品で悩みを解消しそう」「この商品で叶えたかった願望が実現した」といった体験をさせるのが優れたUXデザインといえます。ターゲットの悩み・願望は何なのか?を明確にしておきましょう

    リニューアルで売上を伸ばすための考え方3『成約率を上げる』

    購入者の意見を載せている「お客様の声ページ」、掲載すると大きなメリットがあります。既存の自社ホームページに掲載してない場合は、リニューアルを機に掲載しましょう。

    ホームページに「お客様の声」を掲載すると、大きく4つのメリットがあります。

    • 訪問者からの問い合わせが増える
    • 顧客の質が向上する
    • ターゲットやそれに近い属性の方から問い合わせがくる
    • 格安商品や新しい商品でも信頼感を抱いてもらえる

    「お客様の声」ページで、それほど効果があるとは思えない方も多いでしょう。ですが、実際にはこれだけのメリットを生み出す可能性を秘めています。

    では効果的な「お客様の声」ページを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
    結論から言いますと、お客様に直接インタビューをして、写真も掲載しましょう。訪問者の心を動かすのは、作り物ではないリアルな情報です。さらに、利用者の写真を載せると臨場感が増し、本当に満足している空気感を伝えられます。結果として、お客様という第三者の声が載ると、ホームページで紹介されている商品(サービス)の信頼性だけではなく、運営している会社に対する信頼性も高める効果も期待できます。ネットで物や情報が格安で手に入る現代、ショッピングサイトやニュースサイトでレビュー・コメントを気にする人は多いです。そして、大半が匿名の中で実名・写真付きのものはより質の高い情報として受け止められます。

    リニューアルで売上を伸ばすための考え方4『効果計測ツールの導入』

    ホームページはリニューアルしたら終わりではありません。改善を継続するのが大切です。自社のホームページがターゲットにとって最適化されているか?UI/UXの現状はベストなのか?といった観点で継続的に改善すれば、しっかりと成果に繋がっていきます。ただ、改善による成果を確認するにはどうしたらいいのでしょう?まずは数値目標を決めましょう。以下の指標を参考にしてみてください。

    • ユーザー来訪数
    • 平均サイト滞在時間
    • 閲覧ページ数
    • 直帰・離脱率
    • リピーター割合
      など

    ホームページ分析する際、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使って、ボトルネックがどこなのか見つけます。さらに、訪問者分析として、ヒートマップツール・クリックマップツールを使えば訪問者のページ内行動を可視化でき、数値だけではわからない課題に気づけます。これらのツールは無料もしくは格安で導入できるため、面倒がらずに実装してみて下さい。

    具体的な課題を出したら、改善策を立てます。ここで重要なのは、ターゲットの視点で考える事です。最も知りたい情報は何か?仮説を立て改善策を決めていきます。この一連の行動を継続的に実施するのが重要です。

    ライドではホームページ制作サービスを提供しています

    最後に1分だけ、弊社のご紹介をさせてください。ライドは月額制格安ホームページ作成サービス「ZIUS(ジウス)」を提供しています。ZIUSは予め用意されたホームページデザインのひな型からお好きなものを選び、会社(製品)情報をご提供いただくだけで、見栄えのいいホームページが月額1,100円~という格安な料金で持てます。また、FacebookやTwitterなどSNSとの連携も可能です。制作期間は最短3日と迅速で、急な要件にも対応可能です。ホームページのアドレス(ドメイン)もお持ちでない場合は、その取得からサポートをしていますので、初めての方も安心してご利用いただけます。格安だけどサポート充実の「ZIUS」。ご興味がある方は、是非お問い合わせください。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!
    目次