「キービジュアル」と「メインビジュアル」という言葉を聞いたことありますか?
ホームページを作成する際にこれらの言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、一体どういったものなのでしょうか。
今回のコラムでは「キービジュアル」「メインビジュアル」の説明と作成する際のポイントをお伝えできればと思います。
ホームページ制作初心者の方も、既にホームページを持っている方も参考にしていただければ幸いです。
この記事の目的
Webの世界は日進月歩で進化していて、便利で新しい技術がどんどん登場しています。
その進化に伴い、新たな用語も年々増えています。
私たちが提供する「ホームページ制作サービス」の観点から専門用語を抜粋して分かりやすくお伝えします。

基本のキホン
キービジュアルとメインビジュアル、似たような言葉ですが、実は違うものなのです。
これらふたつのビジュアルを意識することがホームページ訪問者に与える印象を大きく左右します。
l キービジュアル
企業やブランド全体のイメージを伝える大切な画像やデザイン要素を指します。企業の顔とも言える部分です。
l メインビジュアル
ホームページの特定のページやセクションに特化したビジュアル要素を指します。例えば、新製品の紹介ページの主要画像などがこれに当たります。
具体例
たとえば、あなたが好きなアイスクリームのブランドがあるとします。
その公式サイトにアクセスした際、トップページには「夏の楽しさを感じる家族のイラスト」が大きく表示されているとします。
これが「キービジュアル」です。
一方、新しい味のアイスクリームが発売され、その詳細ページには「新しいアイスクリームの美味しそうな写真」が掲載されているとします。
これが「メインビジュアル」です。
キービジュアル、メインビジュアルの種類
目的や伝えたい情報に応じて、適切なビジュアルを用いることで、より効果的なコミュニケーションが可能となります。
l キービジュアル
- 写真型キービジュアル
実際の商品やサービスの写真を利用し、リアルで魅力的なイメージを表現します。

- イラスト型キービジュアル
イラストを用いて、具体的な写真よりも抽象的・創造的なイメージを表現することが可能です。

- テキスト型キービジュアル
スローガンやメッセージを主体としたデザインのことで、文字の選び方、フォント、配置等により、強いインパクトを持たせることができます。

- コンセプト型キービジュアル
特定のストーリーやコンセプトをビジュアルで表現します。例えば、季節感を取り入れたものや、特定のテーマを象徴するようなデザインです。

l メインビジュアル
- プロモーション型メインビジュアル
キャンペーンやセール、新製品の情報を伝えるためのビジュアルです。

- 情報提供型メインビジュアル
特定の情報やニュースを伝えることを目的としたビジュアルです。例えば、ブログ記事のアイキャッチ画像などを指します。

- ナビゲーション型メインビジュアル
ユーザーをサイト内の特定のページやセクションへ誘導するためのビジュアルです。
ボタンやリンクを併設することが多いです。

- インタラクティブ型メインビジュアル
アニメーションや動的要素を取り入れ、ユーザーとのインタラクション(相互作用)を促すデザインです。
キービジュアル、メインビジュアルを作成する際のポイント
これらのポイントを認識して、ホームページ制作や見直しにお役立てください。
l キービジュアル
何を伝えたいのか、そのメッセージが明確であることが大切です。
訪問者が一度見たら忘れないような印象的なビジュアルを心がけましょう。
キービジュアルは頻繁に変わるものではありません。長期間、ブランドを代表するイメージとして使えるデザインが求められます。
l メインビジュアル
何のページであるのか、どんな情報を提供しているのかを一瞬で伝えられることが大切です。
メインビジュアルはページの中心となるため、その他の情報やCTA(コールトゥアクション)への視線誘導も意識することが必要です。
コンテンツやキャンペーンに合わせて頻繁に変わることもあります。
変更や更新がしやすいデザインを心がけると良いでしょう。
l 共通:色選びのポイント
色選びはとても重要な要素です。赤や青、緑、黄色といった一般的なものだけでなく、その色が持つ意味もあります。
さまざまな配色がありますので、ぜひ慎重に選んでください。
既に確立されたブランドカラーがあれば、それを基調にすることが一般的です。
色にはそれぞれ心理的な影響があります。例えば、赤は情熱や活動性、青は信頼や安定感を表すとされています。
「色彩心理学」というキーワードで検索すると各色の意味が出てきますので、ぜひ見てみてください。
時代の流れやトレンドを取り入れることで、より最新感のあるキービジュアル・メインビジュアルを作成できます。
「トレンド 色」というキーワードで検索すると、今時のトレンドカラーが出てくるので確認してみてはいかがでしょうか。
ターゲットとするユーザー層の好みや属性を考慮し、色選びをすることが重要です。
l 共通:余白の使い方のポイント
余白とは、デザイン上で使われる未使用のスペースを指します。このスペースは、文字や図形、画像などの要素が占めていない部分です。適切な余白の使用は、デザインの品質や視認性、情報の際立たせ方に大きな影響を与えます。
余白を適切に使用することで、重要な情報や要素を際立たせることができます。
目立たせたい要素の周りに十分なスペースを確保することで、注目を集める効果があります。
情報過多のページは、ユーザーにとって読みにくくなる可能性があります。
余白は、ユーザーの目に休息を提供し、情報を効果的に伝える手助けをします。
テキストの間に適切なスペースを持つことで、読みやすさが向上します。
行間や段落間のスペースが適切であれば、読者は情報をスムーズに処理できます。
余白はデザイン全体のバランスを取る上で重要な要素です。
ブランドやサイトの方向性に合わせて、余白の量や配置を調整することが求められます。
l 共通:他社のデザインやレイアウトを参考にする
まったく同じものではなく、あくまでも参考にすることです。
色々なサイトを見ることでイメージを湧かせ、独自のビジュアルが出来上がっていきます。
こちらはホームページ制作の参考になるデザインリンク集ですので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
(WebDesignClip)
https://webdesignclip.com/tag/main-visual/
まとめ
今回はキービジュアル、メインビジュアルについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
キービジュアルとメインビジュアルは、ホームページ制作において欠かせない要素です。
それぞれの違いと役割を理解し、効果的に組み合わせることで、ホームページの魅力を最大限に引き出すことができます。
とはいえ、ホームページを制作するうえで考慮すべき点はまだまだあります。
ユーザビリティ(使いやすさ)
ナビゲーションのシンプルさ、明確なカテゴリー分け、検索機能の提供など
レスポンシブデザイン
画面サイズに応じて自動的にレイアウトが最適化されるようにする
ページの読み込み速度
画像の最適化、キャッシュの有効化、不要なリソースの削減など
クロスブラウザ対応
様々なウェブブラウザを使用していること (Chrome、Firefox、Edgeなど)
コンテンツの品質と正確性
情報が最新かつ正確であること
著作権と画像の使用
著作権を遵守し、適切なライセンスを持つものを使用する
セキュリティ対策
SSL証明書の導入や定期的なセキュリティチェックなど
バックアップと定期的な更新
トラブルやセキュリティ問題を回避する
これらを聞くとホームページ制作がどれほど大変かわかるかと思います。
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