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    スマホ用ホームページ(レスポンシブ対応)作成の価格相場

    この記事では、スマホ対応(レスポンシブデザイン)にかかる相場と、その作成費用を格安に抑えるコツを紹介していきます。現在スマホ対応は、ホームページの運営においてとても重要です。

    ホームページをスマホ対応する場合、通常のホームページとは別にスマホ用のページを作成する方法と、1つのページをレスポンシブデザインで作成する方法があります。
    レスポンシブデザインとは、画面の横幅に応じて表示を変化させる手法です。画面サイズに応じてホームページのレイアウトが変わるので、PC用ページとスマホ用ページを別々に作成する必要がありません。最近ではタブレット用の表示にも対応しています。
    レスポンシブデザインの利用はホームページ作成の費用削減、運用時の修正・更新作業の効率化、SEO評価のアップが見込めます。
    まだ自社のホームページをスマホ対応していない方、これからホームページ作成をお考えの方は是非参考にしてみてください。

    ※尚、このホームページは弊社が自作したものであり、本記事の記載内容は同等のものを外注した際の参考値です。予めご承知おきください。

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    目次

    スマホ用ホームページ作成の価格相場

    既存ページのスマホ対応(A)なのか、新規作成ページをスマホにも対応させるのか(B)で費用は変わりますが、概ね以下のような相場になっています。後ほど詳しく見ていきます。

    内容相場
    (A)既存ページのレスポンシブ対応2万円~3万円/1ページ
    画像調整2000円~6000円
    (B)レスポンシブ対応ページの新規作成1ページ作成費用の約1.5倍~2倍

    スマホ用ホームページ作成費用算出の前提確認

    この記事では、作成費用は以下の条件で算出しています。

    • 小~中規模のホームページ制作会社に依頼すると仮定
    • 作成するホームページは中小企業・個人事業主のページ
    • ページ数は5ページ(トップページ、よくある質問ページ、フリーページ(例:サービス紹介)、投稿ページ、お問い合わせフォーム)
    • ショッピング機能や会員管理などの機能は含まない

    レスポンシブ化(スマホ対応)するホームページが既にあるか、もしくは新規作成するかで費用が変わります。

    スマホ用ホームページ作成費用の算出方法

    スマホ対応(レスポンシブ化)にかかる費用は、ホームページを作成する担当者の人件費です。作成費用の算出方法はいくつかありますが、今回は「人日(にんにち)計算」で算出します。

    人日計算とは
    ある作業にかかる制作時間の算出方法(1人日=8時間と決めているところが多い)

    例)
    作業Aにかかる制作時間 8時間 = 1人日
    作業Bにかかる制作時間 12時間 = 1.5人日

    上記のように制作時間を人日計算法で出し、それに単価となる人件費である「人日単価」をかけ合わせたものがホームページ制作費用の基本的な算出方法です。

    制作者コーダーの人日単価相場
    中小規模・フリーランス1~3万円前後
    大手制作会社3~5万円前後

    今回は小~中規模のホームページ制作会社への依頼を想定していますので、人日単価を「 3万円 」にして計算していきます。

    コーダーとは?
    コーダーは、デザイナーが制作したホームページのデザインを実際にインターネット上で見られるように、HTML・CSS・Java Script等の言語を使ってホームページを制作する人です。建築家が描いた設計デザインを実際に工事する大工さんに似ています。

    スマホ用ホームページ制作手法と費用の構成

    レスポンシブ化の仕組み

    レスポンシブデザインとは、画面の横幅に応じてデザインを変えるスマホ対応の手法です。「画面の横幅が〇〇以下ならば、文字サイズを16から12に変更」のように設定をします。するとPC画面では文字サイズが16と大きめで表示され、スマホ画面では文字サイズが12で表示されます。

    例)
    スマホ用に作られていないPC向け(左)のホームページはスマホ(右)だと見づらいです。

    スマホ用ホームページ(レスポンシブ対応)作成の価格相場

    レスポンシブ化(スマホ対応)を行い調整します。

    スマホ用ホームページ(レスポンシブ対応)作成の価格相場

    大きさが変わってスマホ画面(右)が見やすくなりましたね。このように基本的な内容を変更せず、必要な部分だけ変更するのがレスポンシブ化(スマホ対応)です。

    既存ページのレスポンシブ化

    既存ページのレスポンシブ化(スマホ対応)であれば、費用は単価×ページ数で決まる場合が多いので、デザイン費とコーディング費をまとめて計算します。

    • TOPページ(1ページ分):3万円
    • その他のページ(4ページ分): 2万円
    • 画像調整(10枚分):4万円(4000円/1枚)

    合計:15万円

    画像調整とは
    PC画面とスマホ用画面では画面の縦横比が違うため、画像の表示が崩れてしまいます。特に画面の横幅いっぱいに広がる横長の画像は、表示崩れの影響が大きくなるので調整が必要です。この画像加工に費用がかかるのが一般的です。
    画像枚数が多いホームページは費用が高額になるので、画像調整費について事前に確認をしましょう。

    レスポンシブ仕様の新規ホームページ制作費用

    レスポンシブ(スマホ対応)仕様のホームページを新規で制作する場合、作成費用の相場はPC用ページのみのデザイン・開発費用の1.5倍から2倍です。つまりPC用ページのみの制作費が10万円ならば、そのページのレスポンシブ化(スマホ対応)にかかる追加費用は5万円~10万円程度です。

    レスポンシブ化費用算出の内訳は「デザイン」「開発」に大別されます。

    レスポンシブ仕様の新規ページデザイン費用

    各構成における費用とその内訳をまとめました。まずはデザイン費用ですが、合計13.5万円(4.5人日×3万円)となります。人日工数は以下のようになります。

    デザインする項目PCサイトの人日工数レスポンシブの人日工数
    TOPページ4.02.0
    よくある質問ページ0.50.25
    フリーページ0.50.25
    ブログページ2.01.0
    お問い合わせページ2.01.0
    合計9.04.5

    見積もりから抜いたもの:写真・ロゴ・素材データ(お客様側で用意していただく前提)

    PC用のデザインをもとに、文字サイズ、画像、レイアウト、余白をスマホ用デザインに調整します。元になる共通デザインがあるので、まるごと1ページをデザインするよりデザイナーの作業量は少なくなります。

    レスポンシブ仕様の新規ページ開発費用

    デザインが決まったら、プログラム(HTML/CSS)を作成します。
    コーディングについては合計約7.5万円(2.5人日×3万円)となります。

    開発する項目PCサイトの人日工数レスポンシブの人日工数
    TOPページ2.01.0
    よくある質問ページ0.50.3
    フリーページ0.250.2
    ブログページ1.250.5
    お問い合わせページ0.50.5
    合計4.52.5

    PC用とスマホ用の内容で基本的なコンテンツがほぼ同じであれば、1ページ全てプログラムするよりコーダーの作業量は少なくなります。

    お見積り総額は!?

    カテゴリ人日工数
    デザイン4.5
    コーディング2.5
    合計7.0人日

    7.0人日×人日単価3万円=21万円 になります。

    スマホ対応ホームページ制作費を格安に抑えるためには

    ホームページのスマホ対応は必須でありますが、制作費用は高額です。しかし、費用の大部分が人件費であるため、制作にかかる工数を減らす工夫をし、価格に還元している制作会社を選べば、費用削減に繋がります。

    CMSで制作する

    WordPressやSquarespaceなどのCMS(コンテンツ管理システム)には、レスポンシブ対応のテンプレートが豊富に用意されています。これらのテンプレートを活用することで、スマートフォン対応を容易に実現でき、デザインのカスタマイズも必要最小限に抑えられるため、コストを削減できます。さまざまなテンプレートの中から、業種やサービスに適したものを選択するだけで、基本的なデザインを完成させることができる点が大きな利点です。

    重要なページに絞って対応

    すべてのページをスマホ対応にする必要はありません。アクセス数の多いページや問い合わせ・商品ページなど、コンバージョンに関わる重要なページを優先的に対応することで、工数を抑え、結果として費用の削減が可能になります。Google Analyticsなどの解析ツールを活用して、特にスマホ対応が必要なページを把握すると効果的です。

    テストは可能な限り自社で行う

    多くの制作会社では、テスト作業も別途費用がかかります。基本的なスマホテストであれば、Chromeのデベロッパーツールを使って自社で実施することで、費用を抑えられます。

    デザインテンプレートを使っている会社に依頼する

    デザインのテンプレートを使ってホームページ制作をしている制作会社の場合、上記のCMS同様にスマホ対応の工数を抑えられるので、価格を安くできます。

    テンプレを使うのは良くないのか?

    格安とはいえ、テンプレートを使ったホームページ制作に抵抗がある方は多いです。
    金太郎飴のように、右も左も同じデザインのホームページになってしまうのは確かに面白くありません。
    しかし、よく考えてみてください。TwitterやFacebookなどは、どのページもデザインは同じです。日頃から誰に何を発信するかで閲覧者数に差が生まれます。

    さらに、弊社でもテンプレートを用いたホームページ制作をしておりますが、ホームページを順調に運用されているお客様は各々全く違ったコンテンツを発信しています。このため、同じテンプレートを使ったとは思えないほど別のページに成長しています。つまり見た目ではなく、内容が重要なのです。

    とはいえ、ホームページのデザインにこだわりのある方は、テンプレートを用いた制作はお勧めしません。

    テンプレートを使えばコストを抑えられますが、デザインが陳腐化しやすいデメリットが生じます。ただし、先ほども述べたように、ホームページは発信する内容が重要です。

    ZIUSはスマホ対応標準装備

    ご紹介したスマホ対応にかかる費用は、ホームページ納品時に費用を支払う「作り切り」の制作会社に依頼した場合を想定したものです。昨今では月額課金制の制作会社が増えております。我々が提供している月額制格安ホームページ制作サービス「ZIUS」は月額制のホームページ制作サービスです。費用は月額¥1,100~の格安な値段設定になっており、スマホ対応標準装備です。

    これはホームページを持った経験がない方に最適なサービスです。なぜなら、我々ライド株式会社はホームページを公開・維持するために必要な「サーバー」「ドメイン」「ホームページ制作」「サポート」などすべてを提供しているからです。豊富なデザインテンプレートとホームページのサンプルからお好みのものを選び、必要最低限の情報をご提示いただければホームページが持てます。

    制作費用が月額¥1,100(税込)~と格安なので、まずはお試しになりませんか?お電話でのご相談も受け付けています。パソコンに苦手意識がある方にも親切丁寧にサポートいたしますので、ご安心ください。

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